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ベルガモット
ベルガモットの甘い柑橘系・フローラルの香りが、人の心にどんな気持ちを沸き起こすのか、フィッシャー・リチィの見事な描写を見てましょう。
ベルガモットの陽気で温かい気質のおかげで、このオイルを使うと自信を取り戻し、気分が高揚し、爽快な気持ちになる。花束のようなやさしい香りは喜びを呼び起こし、温かい気持ちにさせてくれる。
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植生と原産地
実はベルガモットという植物そしてその原産地については、はっきりしたことがわかっていません。ホームズによると、10世紀初めにアラブ人がマルタ島とシチリア島にさまざまな柑橘系の植物を導入したということで、「ベルガモット」という名前は、今は使われていないアラビア語シチリア方言の言葉である可能性があるということです。
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他方、インベジとディ・パスクアーレによると、ベルガモットの名前の由来には諸説あるようです。最も信憑性のある説は、ベルガモット梨に似ていることから、トルコ語で「王子の梨」を意味するBeg-armudiが由来であるというものです。
また、ベルガモットはインド原産という説もあり、パンジャーブ語で「Limbu(リンブ)」、ベンガル語で「Niboo(ニブ)」、ヒンディー語で「(
Neamboo)ナンブ」と呼ばれるそうです。今でも、インドでは、壊血病、消化不良の対処のため、制吐剤、解熱剤、消毒剤として、使用されています。
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ホームズは、最近のDNA分析により、ベルガモットはビターオレンジ(
Citrus x aurantium)とスイートライム(
Citrus limetta)の掛け合わせだということが判明したと述べています。
ベルガモットの木は17世紀末に観賞用に栽培され始めました。果実の香りのために栽培が最初に行われたのは、1750年、レッジョ・ディ・カラブリア付近だということです。ベルガモットのエッセンシャルオイルが香水に使われた記録としては、1693年、リヨンで出版された『
Le Parfumeur Francois(調香師フランソワ)』に記載されたものが最も古いものです。
Essence de Cedre ou Bergamotte(「シダーとベルガモットの香水」の意)という香水に使われました。
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ベルガモットは現在もイタリア南部のカラブリアで栽培されていますが、コートジボアール、ギニアでも栽培されています。
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アークタンダーによると、商業価値があるのは果皮から圧搾したエッセンシャルオイルだけだということです。ベルガモットの果肉や果汁は食用ではないので価値がありませんが、葉と小枝はベルガモット・プチグレンオイルを抽出するために蒸留することができるということです。
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抽出方法
未熟さの残る果実の皮を低温圧搾して採取します。
特徴
薄いエメラルドグリーンまたはオリーブグリーン色の流動性の高い液体です。温かみがあり、甘く、フルーティな香りに、爽やかな柑橘系のノートが合わさっています。そのあと、オイリーなハーブ系の香りが続き、ドライアウトノートは樹脂っぽい香りになります。オイルの色は時とともに薄くなり、とくに光にさらされると色が薄くなります。
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化学組成
ベルガモットオイルの一般的な化学組成は次のとおりです。
(+)-リモネン(27.4〜52.0%)、酢酸リナリル(17.1〜40.4%)、リナロール(1.7〜20.6%)、サビネン(0.8〜12.8%)、γ-テルピネン(5.0〜11.4%)、β-ピネン(4.4〜11.0%)、α-ピネン(0.7〜2.2%)、β-ミルセン(0.6〜1.8%)、酢酸ネリル(0.1〜1.2%)。
ベルガモットオイルの光毒性の源である非揮発性成分には次のようなものがあります。
ベルガモチン(0.08〜0.68%)、シトロプテン(0.01〜0.35%)、ベルガプテン(0.11〜0.33%)、ベルガプトール(0〜0.19%)、5-メトキシ-7-ゲラニルオキシクマリン(0.04〜0.15%)ソラレン(0〜 0.0026%)。
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ホームズは、ベルガモットオイルの化学組成を見ると、ベルガモットがバランスを取る働きがあるということがよくわかると述べています。バランスを保つ性質のあるエステル類を豊富に含むだけでなく、リラックス効果のあるモノテルペンアルコール類や刺激作用のあるモノテルペン炭化水素類も含んでいるからです。
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作用
鎮痛、抗うつ、消毒、抗微生物、抗ウィルス、駆風、瘢痕形成、デオドラント、消化促進、解熱、鎮静、健胃、強壮、抗寄生虫、癒傷。
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用途
消化器系
とくに神経性の消化不良や感情的ストレスによる食欲不振に効用があります。
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免疫系
ベルガモットオイルは単純疱疹 の原因となる、単純ヘルペスウィルスを抑制します。単純疱疹、水ぼうそう、帯状疱疹の治療には、ティーツリー、ラベンダーとブレンドすると、とくに効果的です。
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神経系
ホームズは、ベルガモットオイルが情緒の安定を促すと述べています。彼はイライラ、怒りっぽさ、フラストレーション、気分のムラ、情緒不安定な状態を改善したいときにベルガモットがよいと言っています。ネガティブ思考、思考の堂々巡り、悲観主義、気分の落ち込みを緩和するのによいということです。
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モージェイはベルガモットオイルについて次のように述べています。
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ベルガモットオイルはうっ積した感情を解き放つ助けをする。このような感情は気持ちを落ち込ませるばかりでなく、不眠症や不安感、突発的な情緒不安定につながることがある。さらに、このオイルは非生産的な行動や中毒症状に消費されていた精神力を取り戻し、自発性と楽観性を再び見つけるよう促してくれる。ベルガモットオイルはリラックスし、手放すことを促してくれるのだ。
ホームズはベルガモットが楽観主義を促し、心の仕切り直しに役立つと述べています。ベルガモットオイルには特別な調和作用があるとし、精神、身体、感情の間のギャップを埋めることができるとホームズは言います。自律神経系を整える作用のある数少ないオイルの一つだということで、交感神経系と副交感神経系の切り替えをスムーズにすることができるようです。ベルガモットオイルは機能過剰または機能低下の間を行き来するようなストレス関連症状の治療によいということです。食道、胃、十二指腸といった上部消化管、胆嚢のストレス関連症状、リラクセーションと刺激両方が必要な症状によいです。
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スキンケア
ベルガモットオイルには消毒作用があるので傷、ヘルペス、ニキビの治療によいでしょう。脂性肌に適しています。デオドラント効果に優れているのでスキンケア用品によく使われます。
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パーソナリティ
ワーウッドによると、ベルガモットタイプは、若々しく、爽やかで、世話好きで思いやりがあります。必ずしも実年齢が若いわけではなく、心が若く、人生を楽しむ姿勢があります 。ネガティブなことがあっても、それに引きづられません。とても自分に自信があり、ポジティブな態度を保ちます。カリスマ的な人柄を活かせる役回りや、多大なエネルギー、スキル、熱意が要求される他人の面倒を見る仕事に引き込まれる傾向があります。ベルガモットタイプは子供と同じようにエネルギーにあふれているので、子供の世話が向いています。
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ベルガモットタイプは、ストレスが溜まると、落ち込みますが、人に自分がどれだけ落ち込んでいるのか、どれだか悲しいのか見せようとしません。ワーウッドによると、仮面の下でベルガモットが心に痛みを抱えて泣いているとは誰も思わないということです。彼らが落ち込んでいる人に対して示す共感にだけ、彼らの本当の姿を垣間見ることができるようです。
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マイヤーズ・ブリッグスのパーソナリティ論で言うと、ベルガモットは外向(E)直観(N)感情(F)知覚(P)のENFP型・ チャンピオンタイプです。ENFPは外向的で元気よく、衝動的です。とても熱い心の持ち主で、その人生を謳歌する姿勢は周りに伝染するほどです。想像力豊かで活発です。いつも考えがあちこちに飛び、しょっちゅう気分が変わります。インスピレーションを与え、カリスマ的なリーダータイプであり、いつも新しい人や新しい物に恋をしています。人と接するのがうまく、すぐに打ち解けます。激しい感情を抱いたり、自分の感情を表現したりすることを好みます。魅力的で思わせぶりなところがあります。たくさんの人に親しみを持って接することができますが、情熱が過剰で、ポジティブすぎる、楽観的すぎるように見えることがあります。
サトルアロマセラピー
ワーウッドはベルガモットのサトルな性質を見事に表現しています。
ベルガモットは永遠の若さと幸せをもたらす。それは、問題を脇へ押しやり、手遅れだと感じるほど問題が大きくなるまで放置してしまったような人にでも同じように……私たちは心の中で泣いて、傷ついているかもしれないが、ベルガモットが心に光をもたらし、自己批判と自責の念を振り払ってくれる。どんな人にとっても、ベルガモットは新鮮さと明るさをもたらし、停滞から抜け出し、光によって救い出され、平和と喜びの領域へと歩みを進められるのだということを自覚させてくれる。
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冴えない気分のとき、悲しいとき、落ち込んでいるとき、ベルガモットオイルが魂を癒し、元気づけ、自分の心の底にある気持ちを探ることを促すとゼックは述べています。
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ホームズはベルガモットのサトルな性質について、実によくまとめているので紹介します。
結局のところ、ベルガモットがもたらす最高の贈り物は、自分の経験を踏まえた上で、人生の瞬間瞬間に起きる出来事に対して、過去の気持ちや考え方に引きずられずに、オープンであり、好奇心を持ち、わくわくするように促してくれることだと言えるだろう。心と魂に光と爽やかさをもたらすベルガモットは、人生をバランスよく生きるには、あらかじめ決め付けずに、人生の一瞬一瞬をただそのまま、そのものとして、受け取ることから始めるしかないという、シンプルなことを教えてくれるのである。
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ベルガモットオイルの緑色はハートチャクラとの親和性を暗示しています。とくにハートチャクラが悲しみに満ちている時に役に立ちます。
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エネルギー
モージェイによると、ベルガモットのエネルギーは他の柑橘系のオイルと同じように、涼性で爽快感があります。そっとリラックスさせてくれる効果を持ちつつも、しっかりと気分を高揚させる性質は、ベルガモットのフレッシュ、フルーティでフローラルな香りから来ています。モージェイは、ベルガモットオイルの気には、身体に気をあまねく均等に流し、肝の気を調和させる働きがあると述べています。
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肝の気の流れが滞ると、いらだち、不安感、フラストレーション、気分のムラなどにつながります。
モージェイはベルガモットの抗うつ作用について、中医学の原則に基づいて次のように説明しています。
気の停滞による落ち込みは、ストレスの蓄積や抑圧された感情によって生じるものである。抑圧された感情の中で落ち込みと最も密接に関わっているのは抑圧された怒りである。これは、「肝」と「木」の感情である。怒りとフラストレーションは内向し、「
魂」を圧迫し、意識と霊性を抑圧して、気の自由な流れを妨げる。
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モージェイは、さらに、ベルガモットオイルが、非生産的な行動や中毒症状に消費されていた精神力を取り戻し、リラックスし、手放すことを促してくれると述べています。
ベルガモットオイルは「木」と「火」の要素と強い親和性があります。アーユルヴェーダにおいては、ベルガモットオイルは過剰なピッタを鎮静し、ヴァータのバランスをよくし、強壮します。
使い方
アロマバス
お風呂で全身浴するためには、お湯に最大5滴まで入れてください。足湯や手浴の場合は適当な大きさの容器に入れたお湯に2〜3滴入れてください。
マッサージ
適切にブレンドしたエッセンシャルオイルをキャリアオイルに2.5%の割合で希釈します。キャリアオイルが10mlの場合、エッセンシャルオイルを5滴入れると2.5%の濃度になります。
吸入
エッセンシャルオイルを吸入するのに最もよい方法はディフューザーを使うことです。超音波ディフューザーを使う際は説明書どおりに使用するようにしてください。
ブレンディングのコツ
私がベルガモットオイルで気に入っていることは、心を落ち着かせ、リラックスさせると同時に、気分を高揚させ、活力を与えるオイルだということです。ベルガモットオイルはアロマセラピーにおいて最も使いみちの多いオイルの一つだというのは驚くのに値しないでしょうね。ベルガモットオイルは本当にたくさんのオイルと合うので大好きなオイルです。バジル、レモングラス、ローズマリーのどれかとブレンドすると、頭がすっきりします。ラベンダー、サンダルウッド、イランイランあたりと合わせると、ぐっとリラックス効果が高まり、ユーカリプタス、パイン、ティーツリーのどれかと合わせると、消毒効果のある薬用ブレンドになります。
フィッシャー・リチィはベルガモットオイルをサイプレス、ロックローズ、エバーラスティング、フランキンセンス、ヤロウなど心によい作用を及ぼすものの、人によって不快に感じたり、強すぎると感じたりする香りのエッセンシャルオイルと合わせると、香りがよくなるのでよいと述べています。
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ホームズは次のようなベルガモットのブレンドを勧めています。
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- ベルガモット + マンダリン:急性そして慢性のストレス関連症状をケアするための神経鎮静ブレンド。
- ベルガモット + ラベンダー:全ての活動過多、ストレス関連症状をケアするための神経鎮静ブレンド。
- ベルガモット+ ペパーミント:消化不良、おなかの張り、ガス にとてもよいブレンド。
- ベルガモット + レモングラス:発熱の際の解熱剤として使えるブレンド。
- ベルガモット + ニアウリ+ ペパーミント: 帯状疱疹などウィルス性の症状をケアする抗ウィルスブレンド。
- ベルガモットを使ったパーフェクトポーションの定番商品
パーフェクトポーションの数々の定番ブレンドで大活躍しているのは何を隠そう、ベルガモットです。その心地よく、爽やかな柑橘系、フローラルな香りは気分を高めるとともに、ほぐしてくれます。ラバブルはベルガモットをブレンドエンハンサーと呼んでいます。
25ブレンドエンハンサーとは香りがよく、個性が強烈すぎないため、ブレンドを乗っ取らずに香りを少し変えることができるエッセンシャルオイルのことです。ベルガモットは濃厚でアーシーな
アースブレンドや
エロスブレンドに気分を明るくする香りをもたらしています。また、ハートチャクラのバランスを取る、
コンパッションブレンドの要となっているのも、ベルガモットです。また、ベルガモットは
インサイトブレンドの濃厚なハーブの香りにバランスを与え、ソーラープレクサスチャクラを整え、樹脂の深い香りをベースにしている
ハーモニーブレンドにも含まれます。
ベルガモットは、とても複雑なブレンドである、
グリーンゴッデスブレンド、
チャクラバランシングブレンドに含まれる全てのオイルとうまく調和しています。
ベルガモットは、海を思い起こさせる
海ブレンドには爽やかさを、オーストラリアの植物から採れたオイルから成る
デザートドリーミングブレンドには素晴らしいハーモニーをもたらしています。
ベルガモットは、香水に最もよく使われるエッセンシャルオイルの一つです。ウッディノートとフローラルノートの橋渡し的なトップノートとして最適なのです。ベルガモットがピースパフュームシリーズ全てに入っているのも当然と言えば、当然です。
ヘイワと
ソルにおいては、ほかの柑橘系のオイルとの間に素晴らしいシナジーを醸し出し、
アン、サラーム、シャロームにおいては、濃厚なフローラル系とレジン系のオイルをうまく調和させる役割を果たしています。
SOS スポットジェル は、ベルガモットの消毒作用を活用し、ラベンダーとティーツリーとのシナジー効果もあって、ニキビや吹き出物のケアに最適なブレンドになっています。
安全性
私たちは一見、信頼性のありそうなウェッブサイトに散見される、もっともらしく見えて意味不明な記述の虚偽を見抜いてくれたロバート・ティスランドにまたもや感謝しなくてはなりません。ティスランドはNatural Medicines Comprehensive Database ConsumerVersion (NMCDCV)というウェッブサイトがベルガモットの安全性について次のような警告を発していると述べています。
ベルガモットオイルは子供が大量に経口摂取すると危険である可能性がある。ベルガモットオイルを大量摂取した子供に、痙攣、死を含む深刻な副作用が見られたからである。
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こういった主張をしているわりにこのサイトは出典を明らかにしていないようなのです。このサイトはエビデンスに基づいた情報を提供していると主張しているだけに、これはとても残念で腹立たしいことです。ティスランドはベルガモットオイルを摂取して中毒症状を起こした子供のケースは一件も報告がなく、子供、大人に限らずにベルガモットオイルを摂取して中毒症状や痙攣を起こしたケースはないと指摘しています。ベルガモットオイルは一般に安全と認められるGRAS認定を受けています。ティスランドはマウスのベルガモットオイルの急性経口毒性は10g/kg以上で起こるというオプダイクの論文を紹介しています。これはつまり、70kgのヒトであれば、700gが致死量だということです。
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ベルガプテンは皮膚感作を引き起こす可能性を持つことがわかっています。これはつまり、ある濃度で皮膚に塗布した後、紫外線を浴びるとやけどをする危険性があるということです。ティスランドは肌に直接塗布する場合の濃度は0.4%以下にすべきであり、さもなければ、皮膚塗布後12〜18時間は外に出て日光を浴びることがないようにすべきであると忠告しています。
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ティスランドのこの忠告は、香水、オイル、ローション、バームなど肌に残る商品だけにあてはまるものであり、せっけん、シャンプー、ボディウォッシュなどのバスケア製品のように洗い落とせる製品に関しては心配ないということです。
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1999年、2000年のカラブリア産のベルガモットオイルに有機リン酸系、有機塩素系の農薬、リン含有の可塑剤、塩素化パラフィン、フタル酸エステルによる汚染が見られました。
27この報告自体は2004年のものですが、ベルガモットオイルに関して有機認証のあるもののみを使うことの重要性を示唆していると思います。残留農薬問題は、柑橘系のエッセンシャルオイル全体に及んでいる可能性があります。
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*旧版の翻訳物
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© Salvatore Battaglia 2016